注釈が、要りますね。
西の空です。
宵の明星、金星ですね。
ひときわ明るくので、すぐにわかります♪
太陽系外の、いわゆる恒星は、地球の自転と共に、東から西へ回るように見え、地球の公転により、見える時刻が移り変わります。
でも、金星はある時期、宵の口に西の空に見えていたものが、全く見えなくなり、今度は「明けの明星」として、明け方に東の空に見えたり。
周期的とは言えない、奇妙な動きをします。
その正体は、皆さんご存知「地球と同様、太陽を回る星」ですね。
ほぼ動かない恒星に対して、それぞれの軌道で、太陽を回りますから、急に近づいたり、遠ざかったりします。
その動きは恒星に比べて、彷徨うようにみえるので、「惑星」とされたようです。
英語の「Planet」も、「彷徨う者」が語源だそうですよ。
この惑星の動きには、天文学者もさんざん、惑わされたんでしょうね。