遅く着いた東武ストアは、もう惣菜を、絞ってて…
何とか入手したのが、これ。
ほたるいかです。
早春の風物ですね♪
ほたるいかの産地として、有名なのが、滑川。
実は、行ったことがあります。
郵便局の、早番明けで!
寒い松本で、春を呼ぶ風物として知った、ほたるいかは、もともといいイメージがあって。
夜、フラッと行けば、漁が見れるかな?と。
深夜の最終列車で、滑川へ。
着くのは既に、0時過ぎです。
ここから東へ2駅、約5km半歩けば魚津駅で、それまでは海が見れて、ほたるいか漁の灯りが見える!?
魚津からは、1時間ぐらい待てば、新潟方向の夜行列車に乗れる、なんてプランでした。
観光に関しては、予備知識も何もなしで。
結果は…
ほたるいかは見れませんでした。
そりゃあ、海岸の港にも降りませんでしたし、そんな道も、わからず。
多分、観光の漁船も出てたでしょうが、とてもそんな知識は、ありませんでした。
でも、楽しい旅だったんですよ♪
「冒険」みたいで。
最近の僕の旅も、そうですが、今はインターネットがありますから、予め現地を徹底的に調べ上げてから、臨むことが多いです。
それだってもちろん楽しいし、準備段階も含めて楽しめ、実際に行ければ、達成感もあります♪
しかも、かなりの確率で、成功が約束された旅になります。
でも、当時はそもそも、インターネットが未発達だった。
ガイドブックはありましたが、ピンポイントで調べることは、出来なかったんですよね。
でも逆に、目的に出会えるどうか、他に何が起こるかどうか、すごくワクワク感のある旅だったんですよね♪
何たって、行ってみなきゃ、わからない。
わからないけど、行ってみる手段も時間も、あったんですから。
「あることがわかっているものに、会いに行く」よりも、ワクワク感は遥かに、強いです。
暗い夜道を歩くのは、それだけで冒険でしたし、そこで出会った、何やら不思議な鉄骨の構造物は、後に遊園地の観覧車とわかったり。
ほたるいかには出会えなかったけど、とっても楽しい、満足感のある旅だったんですよ♪
確かに、目的は達成出来なかった、旅でした。
でも、旅は目的を達成するためだけに、行くもんじゃない。
旅で出会った、あんなことこんなこと。
予期せぬことも含めて、いろんな過程を楽しめれば、きっと、満足感のある旅が出来る。
そんな醍醐味を、また一つ見つけた、思い出の旅になりました。
ちなみに…
今も、旅の日程は、完璧に決めない場合があります。
現地の持ち時間によって、行き先を変えたり、時には現地で見つけた楽しみのために、日程を組み替えることもありますよ。
いろんな経験と、スマホなどのツールが、それを可能にしていますが、やっぱり「旅らしい旅を楽しみたい!」欲求が、根底にあるんだと思います。
表では、ほたるいかとの出会いの思い出を…。
kiha-gojusan-hyakusan.hatenablog.jp