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書くことが多過ぎるとき、バッファーとしてこちらに書きます。不定期更新です。

あれくれこれくれ…

今週のお題「ゲーム」

 

コンピューターゲームは、皆さん上げるでしょうから…

 

最近はもうないですが、家族が4人だった頃、あるいは3人家族にお客さんが来た時、こんなゲームをすることがありました。

 

「あれくれこれくれ」(正式名称は知りません)

 

トランプでも出来ますし、花札でも出来ます。

ただ、人数は難易度的に、4人ぐらいが適当でしょうね。

 

まず、札を全員に、均等に配ります。

そして、札をやりとりして、同位札を全て集めれば、前に出すことが出来ます。

例えば、1人でAを4枚(花札なら桜4枚など)を揃えれば、出すことが出来るわけです。

こうして、手持ちの札を全てなくせば、上がりです。

 

順番が回ってきたら、誰かを指名して、「○○をx枚下さい」と言います。

指名された人は、その札が枚数通りあれば、渡さなければなりません。

なければ、「おあいにく様」と言い、指名権が次の人に移ります。

「おあいにく様」を言われない限り、何度でも札を求めることが出来ます。

 

つまり、○○の札がx枚あの人に回った、あるいは持ってなかった(他の人が持ってる)ってのがわかるわけですね。

 

とは言え、このゲームはロジックだけでは、上手く行きません。

実は、ものすごい心理戦なんですよ~!

もう、ニヤニヤ、ほくそ笑みの、しっぱなし!

 

トランプの心理戦と言えば、JOKERを引かせるババ抜きとか、カードを出さないで引っ張る七並べとかありますが、この「あれくれこれくれ」の心理戦は、その比じゃありません。

 

とにかく、「おあいにく様」を言わせないと、自分の順番が回ってこないわけですから、持ってるようにニヤニヤしたり、逆に持ってないようなそぶりを見せたり。

それを読んで、思い切って指名する勇気も試されます。

 

終盤には手札を隠し、残り何枚残っているかさえ、見せない。

1枚しかないのに、「2枚下さい」と言っても、ダメなわけです。

逆に、指名されて札を渡した結果、札がなくなって上がることもあります。

残り枚数を見せなければ、あり得るでしょ。

指名した方が、悔やむパターンです…。

 

まぁ~楽しかったですね。

性格も出ますが、それだけでは上手く行かない。

戦略も読みも、そして運も左右する、楽しいゲームでしたね~♪

 

またやりたいけど、なかなか4人って、揃わないんですよね…