父が、随分凝ってて。
全国の行ったこともないところから、商品(返礼品ですね)を受け取っています。
今は、専用のサイトがあって、カタログ感覚で、全国横断的に申し込めるそうです。
まぁ、恩恵を受けている見ではあるものの…
「ほぼ、お買い物サイト」ですな。
「住んでる自治体に入るはずのお金を、回しちゃっていいの?」
「実は、損した自治体には、補填されるんだよ」
いろんな声がありますが、こんな制度です。
確かに、納める地方税を、他の自治体に振り替えられる制度ですね。
自治体の選択に制限はありませんが(居住するところ以外なら)、上限がありまして。
詳しくは書きませんが、納める地方税の一定割合以上を納めると、持ち出しになります。
そもそも、「寄付」扱いですしね。
一方、税額が減った自治体には、国から補填が受けられるそうです。
実際には、減った分の75%が、補填されるそうで。
ただし!
補填は「地方交付税」で行われるため、東京都などの不交付団体には、補填はされないんだそうです。
ちなみに、草加市は交付されるようですが、お隣の八潮市は、不交付団体。
八潮市の方がふるさと納税をすると、八潮市は純減になるそうです。
まぁ、地方にとっては、形はどうあれ振興になりますし、一部以外は自分の住民にふるさと納税されても、そんなに怖くない。
国としても、ターゲットの高齢者にITの機会を与えることが出来るし、還付には所得税の申告が必要なので、申告率アップってメリットもあります。
でも、やっぱり当初の目的とは、違う気がして…
今は、ふるさと納税はしていません。
今までふるさと納税したのは、2回。
1ヶ所目は本当に初期、2008年でした。
納税先は、「南魚沼市」
父の故郷なので、応援したいと思ったんです。
当時、市は制度のことを全く理解しておらず、逆に「何で振り込んだの?」って尋問されました。
今でもここは、ふるさと納税には消極的なようです。
2ヶ所目もその翌年かな。
納付先は、「福島県」
こんなことを、知ったからです。
「首都圏の電力は、首都圏じゃない、新潟県と福島県が、大半を担っている」
電気は使いますからね~
感謝の、気持ちでした。
今でも、パンフレットを送ってきます。
いずれも、まだ返礼品がない時代。
たいした額じゃないけど、気持ちは伝わったかな?
まぁ、確かに実質的には、今の制度でも地方振興にはなるんで、応援する気持ちは伝わるとは思いますが…
やっぱり、僕の思う「ふるさと納税」では、なくなってると思うんです…。