一度、話題になりましたね。
「情けは人の為ならず」。
かけた情けはめぐり巡って、自分の身に戻ってくるものだから、情けをかけよう!って解釈が、正しかったと思います。
しかし最近は、「情けをかけるのは結局その人の為にならないので、情けはかけない方がいい」てな捉え方も、あるようで。
行間にあった(自分の為)が、消えてしまっていますが、それでももっともらしい、新解釈です。
ところで、昨日も今日も、仕事でプログラミングにいそしんでいるわけです。
昨日から実は、何階層にもわたるフォルダツリーのファイルを、プログラムで片っ端から開ける必要がありまして。
「めんどくさいな~」なんて思いながらも、2日で2本のプログラムを完成させました。
…簡単に書きましたが、この「フォルダの隅をつつく」ような処理、実は大変難度が高いのです。
ユーザーなら、エクスプローラを見て、フォルダの中を次々に追いながら、あるだけフォルダとファイルを開ければいいですが、プログラムは“予め作り込む”という性格上、数量が決まってない、「あるだけ」って処理が、難しいのです。
基本的に、ExcelVBAのプログラミングは、多くがユーザーの作業の落とし込みですが、この操作はユーザー様サマ!
プログラムでの再現は、至難の業なのです。
でも、難しい難しいっていいながら、僕ったら余裕綽々でしょ!?
実は、過去に作ったことがあるのです。
「指定フォルダ以下のすべてのファイル・フォルダを明らかにする」プログラム!!
確か1週間以上かけて、あれこれ調べて、試行錯誤して行き着いたプログラムは、「再帰処理」という仕組みを使った、特殊なもの!
依頼は社の名物女子、M嬢によるものでした。
“情け”とはちょっと違いますが、懸命に彼女の要望に応え、時間と労力を費やしてできた、このプログラムが、4年もしてからまさか、自らを助けるとは思わなかったな~♪
きっと、無駄な仕事など、ないんだな~って思いました!
えっ?
M嬢とのその後の関係??
…漫談相手ぐらいには、なってくれるみたいですよ!