今週のお題「ちょっとコワい話」
湯河原在住の頃の話。
湯河原の職場へ、お隣の真鶴近い場所から、自転車で通っていました。
湯河原も真鶴も、結構坂が多い。
山間で、直ぐに海が迫るので、平地はわずかしかありません。
舟付の交差点から分かれる、国道135号の旧道を通っていましたが、ここからはかなりの急坂を上らないと、自宅には着きませんでした。
それまでは海岸線で、海抜10mもないぐらい。
そこから数十m、えっちらおっちら上るんです。
ある朝。
行きは逆に、舟付まで急な下りです。
上りはツラいけど、下りは逆に、かなりおっかないぐらいの急坂!
もちろん、ブレーキはかけっぱなしで降りるんですが、あと少しで下りきるってところで、前ブレーキのワイヤーがプッツン!!
さあ大変!
交差点まではあとわずか!!
合流する新道は、それなりの交通量があります。
もう必死で後ろブレーキをかけ、両足を着いて足ブレーキ!もかけて、信号の真下でギリギリ止まった!
この後、人生はいろいろあったのは、「xxxx年の記憶…」の記事で書いてますが、止まれるだけのブレーキ力を確保できなかったら、そもそもそこまで行く前に、あの世に行っていたかも知れません。
ぞっとするぐらいの、マシントラブルだったのです…。
ちなみに、湯河原には7年間いましたが、その間に自転車を2台、潰しています。
ブレーキの他に、ギア部分がダメになったり。
湯河原の道は、自転車にはたいそう厳しい道だったのです…