自分で作った、プログラム。
でも、それが「自分の」である期間は、実はほんのわずか…、ってお話。
「自分で作ったんでしょ?自分が一番わかるはずじゃないの??」
って、思われるかも知れません。
でも実は、プログラムの細かい点までなんて、覚えていられない。
一度作って、テストを済ませてしまえば、プログラムの仕組みなんて、忘れてしまうもんなんです。
なので、1ヶ月もしてから、プログラムを見直す必要に迫られたら、さあ大変!
自分のプログラムを読んで、「う~ん…」
「あの時の僕は、こんなことを考えてたの!?」
妙な?(微妙な??)発見があることも、しばしばだったりするのです…。
さらに時が経つと、大枠の考え方、アルゴリズムまで忘れちゃうことも。
そうなると、プログラムを目の前に長考必至…。
定義した変数の意味を調べるために、あっちこち検索かけたり、
作ったサブルーチンをあっちこち飛び回ったり…
もしかしたら、自分が使った関数の機能を調べるために、わざわざ参考書を引っ張り出してみたり!?
いい頭してますねぇ~
情けなくなるぐらい!
でも、そのために!
プログラムに注釈、つまり説明書きを書き込んでおくことは、とっても大事なんですよ!
多少文字数のバイトを費やしても、入れとくべきものです。
プログラムはいつ何時、読み返すかわからない。
何ヶ月も後に不具合が出ることもあるし、「ちょっとこんな風にしてくれよ」なんて、(軽~く)言われることある。
時には、作ったプログラムを母体にして、別のプログラムを作ることもあります。
そんな時…、
「あの時の“自分の頭脳”に戻るために!」
注釈はそれこそ、大きなヒントになるのですよ。