東京のど真ん中、霞が関。
永田町が議員さん、兜町が証券マンなら、霞が関は中央官僚、お役人さんですね。
近年はロマンスカーも、停まります。
お役人さんは、お疲れなのです。
階数は地下1階です。
一番綾瀬方の「飯野ホール・日比谷公園」方面の改札へ続くエスカレーター。
同じ改札へ向かう、ホーム中程からのエスカレーター。
さらに一番代々木上原方、「桜田通り・財務省・経済産業省」方面の改札と、日比谷線、丸ノ内線への乗り換え通路へのエスカレーター。
おかしいと思った方、鋭い!
実はすべて“下り”なのです。
何故か?
改札があるのは、地下2階だから。
必ず一段降りないと外へ出られない、とても不思議な構造なのです。
この構造が、悲劇を生んだ可能性があると、指摘した方がいました。
霞ケ関駅は、ターゲットの一つだったと言われています。
あのとき、原因がわからぬまま、多くの人々がバタバタと倒れた。
駅も車内も、大混乱!!
こんなとき、地下にいる人は本能的に、上へ上へと目指すと言います。
地上に出れば、逃げられる!
助かる!!
でも、このホームには直接、上に出る出口がないのです。
出口が見つからず、さらに混乱に拍車がかかって、助かる命も助からなかった可能性がある。
そんな風に、結んであったと記憶しています。
オウム真理教のやったことは、許せないことです。
でも、このことで、駅や設備に弱点が見つかったのなら、それを埋める努力をしてほしい。
地震や水害で、同じことが起こりえるのは、想像がつきますから。
もちろん官民一体で!
どちらも、多くの同志を失っていますから。
…と、久々に訪れて、こんなことを考えました。