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書くことが多過ぎるとき、バッファーとしてこちらに書きます。不定期更新です。

小田急の複々線…

東武とともに、小田急も、長い複々線区間を持ちます。

 

起点は、この駅!
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外側の1,4番線は、急行以上。

内側の2,3番線は、千代田線からの直通です。

ただし、直通でも急行と特急は外側線に、新宿からの各停は内側線に、それぞれ渡ります。

 

止まってる16000系は折り返しで、その間が緩行線ですね。
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このあと、すぐトンネルに入り、東北沢です。

内側が緩行線なので、小田急では珍しく、島式ホームです。 

この駅では、すぐ外側を急行線が通ります。

 

次第に急行線は潜っていき…

こちらは、下北沢駅の急行ホーム。
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写真には撮りませんでしたが、このホームからの上りエスカレーターは、長い!!

 

こちらは、緩行線のホーム。

実は準急も、緩行線ホーム発着です。
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今は新宿発の準急はなくなり、全て千代田線からの直通です。
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さて、地上に上がってくると…

ここで緩急が入れ替わり、外側が緩行線になります。

トンネルを使って、ねじるアイディアですね。

 

千代田線直通車も、緩行線を走ります。
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急行は、内側線です。
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前も書きましたが、小田急は急行以上、特に特急ロマンスカーの速度や乗り心地重視で、内側線を急行線にしたと、聞いたことがあります。

東武のような外側急行線だと、島式ホームを埋め込む分、外側の急行線も、小さなS字カーブになってしまいます。

 

一方、外側になる各停は、相対式ホームが必要になり、駅の建物はどうしても、大きくなります。

しかも、外側の緩行線の折り返しには、大規模な設備が要ります。

急行線を何らかの形でまたがないと、反対側に渡れないからです。

平面交差では、せっかくの複々線の良さを、スポイルしてしまいます。 

 

経堂駅は、さらに中央に通過線を持つ構造です。
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かつては経堂に検車区がありましたね。

今でも、留置線があります。

今は始終着は少ないですが、始発・終電に近い列車では、今でも経堂発着があったと思います。

  

やっぱりカーブではダイナミックですね!
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成城学園前は、地下の駅です。

実際にはこの辺りは起伏に富んでおり、トンネルを出るといきなり高架です。
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これは急行線ですが、緩行線には回送線が取り付けてあって、本線を立体交差し、そのまま隣の喜多見検車区へ入れるようになっています。

なので、成城学園前複々線の途中ですが、この駅始終着の普通・準急列車が、多数設定されています。

 

この登戸が、複々線区間の終点。

ここから先は下り線が1本になって、向ヶ丘遊園駅からは通常の複線になります。
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確か計画では向ヶ丘遊園まで、複々線のはずだったと思います。

でも、諸般の事情で、登戸-向ヶ丘遊園駅の下り線増設は、進んでいません。

なので、登戸の手前の多摩川沿いで、信号待ちが頻繁に起こるそうで…
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川岸から写真は、撮りやすい!?

流し撮りには、向かないか…。