ビッグイシュー、読みました。
テーマは、不戦について。
ウクライナ侵攻は、ロシアにも彼らなりの理由があったようです。
多数の命を左右する、大きな決断だったはずです。
そのロシアと、ウクライナの隔たりは大きいですが、停戦を第1優先に考えるなら、現実的に見ることが必要といいます。
安保理だって、拒否権を覆す方法はあるようですし、中国の提案も、現実的にみる必要があると。
でも…
「戦争は始まる前に回避すべき」が、重いですね。
止められなかったわけですから。
一方、日本は有事に戦争犯罪を処罰する法体系が、整備されていないそうです。
戦争はないことになっていますから。
なので、自衛隊でも、戦闘や殺傷を実行した者が、重い罪を着せられることになり、命令した者の罪は、軽く済むらしい。
隊員には抗命権がなく、不合理な命令に背くこともできません。
「これでは、派遣された隊員は、死一択ではないか?」と思います。
不合理、です。
今まで、戦争のことは議論すら、タブー視されてきましたが、「実際に戦争が起こった時の法体系や、裏付けを、どこまで行っているのか?」は、疑問ですね。
与党だけでなく、考える雰囲気にさせてこなかった、野党も議論に参加する必要が、あると思います。
憲法を守るのも大切ですが、実際に戦地へ行く隊員の命は、さらに重いと思います。
本土防衛も、非武装緩衝地帯を作るぐらいの、戦略が必要、との提案がなされていました。
核の配備も言われていますが、かえってターゲットになりやすく、危険との考え方も。
もっと、現実を踏まえた、戦争の議論をすべきとの、感想を持ちました。