「エナジー」。
活力ですね。
今でこそ、「エナジー」という言葉も、一般に通用するようになりましたが、日本では「エネルギー」といういい方が、先に一般的になって。
「Energy」は、現地の発音では「エナジー」に近いんですが、「エネルギー」はこれを、日本風に読んだ詠み方だそう。
「ローマ字読み」かな?
なので、僕が子供の頃は、「エナジー」という言葉は、よくわからなくて。
実は、全然違うイメージを、持っていました。
あるゲームがあって。
「ドルアーガの塔」
僕はやったことがなく、ひたすらゲーム雑誌での知識です。
主人公が塔の迷路で、モンスターと戦いながら、最上階の姫を助けに行くんですが、各階に宝箱があって。
それぞれ、条件を満たすと出現しました。
宝には、いろんなものがあり。
直接強くするもの、他の宝箱を開けるために必要なもの、宝の真偽を見極めるもの、など。
その中に、「ポーション・オブ・エナジー・ドレイン」というものがありまして。
ポーションなんで、薬ですが…
実は、主人公が弱くなってしまう、罠のアイテム。
オレンジ色をした、いかにも活力が出そうな薬なんですが、効果は逆なんです。
後に続く「ドレイン」は、「排出、枯渇」ですから、意味はもちろん合ってるんですが、中学生のお馬鹿さんの頭には、
「エナジーって、何か悪いもの??」なんて言う、間違ったイメージが刷り込まれてしまったのです。
なので、ずいぶん最近まで、「エナジー」という言葉には、違和感がありましたよ。
…誰も、悪くないんですけどね。。。