今週のお題「買いそろえたもの」
最初に就職したのは、1996年。
郵便局員でした。
職場で、真っ先に言われました。
「電卓を、買っておけ」と。
窓口業務が、予定されていたんです。
窓口では、お釣りの計算や切手箱の在庫チェックなどで、電卓が必要でした。
毎日のように、使いましたね。
実際には「特殊部隊(書留を扱う仕事)」でも、常に使いました。
受払簿をつけますから、入と出、残の数を合わせるために、電卓は必須でした。
その時の先輩に言われたのは、
「大きいのを買っておけ」
窓口は混雑するので、少しでも速く処理できるように、ボタンが押しやすいものを、と。
書留でも、押し間違いで合わないと、計算し直しですしね。
で、こんなのを、買いました。
カシオ製ですね。
当時、近くにあった文房具屋さんで、一番大きいのを買いましたよ。
これくらい大きければ、確かにボタンは押しやすかったです。
その先輩に見せたら、「時間計算(左上のボタン)なんて、要らん!」なんて言われましたけど、その店では大きい電卓は、これだけでしたから…
ちなみに、このボタンは退職後、音楽のダビングの時間計算に、利用したりしましたね。
それから、この電卓は、常に仕事と共にありました。
…まぁ、窓口の計算はなかなか合わず、時には書留の本数も合わずに、深夜まで計算し直したことも。
でも、最後にピシャッと合った時は、安堵でしたね。
局員生活は7年間でしたが、支えてくれたものでしたよ。
今でも壊れることなく、使っていますが、電源がソーラーのみなので、暗い所で使えないのが、悩みだったりします…