帰り。
歩いて帰ります。
家までは、4km弱ありますが、もう一店経由したかったんで、敢えて、スマホのナビを起動しました。
別に、知ってる店なんですけどね。
人間が経路を選択する時は、いろいろと要素を考慮します。
信号の待ち時間が長いとか、道が狭くて歩きづらいとか。
「この道は知ってるから、この道からの分岐の経路を選ぶ」って場合もあるし、「この店があるから、この道を通る」って場合も、あるでしょう。
でも、ナビの場合は、ひたすら条件に忠実!
そのためなら、こんな道も選びます。
ここ、もちろん直進して、交差点右折してもいいわけで、人間なら、そう考えるでしょう。
でも、ナビは右の短絡路を選ぶ。
確かに、数学的にはこの方が、距離は短いんです。
このために、一つ前の信号でわざわざ横断歩道を渡らせ、こちらのサイドに来させてます。
ごくわずかなことのために、労苦をいとわないのが、ナビなんです。
ここでも、わざわざ右の分岐に入って、距離を稼いでいます。
そんなこと求めてないのに、こんな経路を選ぶのは、まぁ面白いですけどね。
目的地に、着きました~!
でも、ここではナビは、わざわざ裏道に入って、裏口から店へ行かせようとしました。
でも、そこは私道なので、一般の人は入れない。
僕は店の位置を知ってるから、回避できますが、そうでなければ、最後に路頭に迷わせることに、なるでしょうね。
ここ数年だけでも、技術は進化し、生活は便利になりました。
でも、本当のところの判断力は、人間にはまだまだ及ばない。
基本的に、人間が考えることを、高速正確にやるのが、コンピューターなわけですから。
なので、人間の力がコンピューターに劣るとは思わないし、運用や保守、データ整備などの観点から、コンピューターんはまだまだ、人間に依存していると思いますよ。