綾瀬川沿いに、こんな木が立っています。
寄ってみると、実がついてるんですよね。
実は、ここは両親の散歩コースで。
よく見かけるんだけど、何の木かわからない、と言われたので…
スマホ、発動!
「河川敷 木 冬 黄色 実」で検索!
結果、
「センダンじゃないか?」との情報が。
今度はセンダンに絞って調べると…
実はそっくり!
多分、センダンですね!
センダンは、漢字では「栴檀」と書きます。
結構利用価値のある木で、20年ぐらいで木材になるとか。
葉には防虫効果があるので、虫除けに使われてた時代も、あるそうです。
ただし!
実には毒があります。
サポニンという毒が含まれ、しばしば人、動物が食べて、中毒症状を起こすとか。
少量なら回復しますが、意外と致死量が少なく、死に到る場合もあるそうです。
道理で、鳥が食べずに木に残るわけですね。
ただ逆に、上手く使えば薬にもなります。
しもやけなどの外用、内服の場合は虫下しなどに、利用されることもあったそうです。
また、サポニンには界面活性効果があるため、国によってはシャンプーとして使う所も、あるそうです。
ちなみに、「栴檀は双葉より芳し」の栴檀は、本来は白檀(ビャクダン)のことを指しており、ここでのセンダンとは別種です。
センダンにも香りはありますが、そこまで強い香りはありません。
栴檀(白檀)が、双葉の頃から芳香が強いことから、大成する人は、幼い頃から器が違うことを、褒めていう言葉ですが、何でも、「平家物語」で誤用して書かれたのが、そのまま広まってしまったそうです。
京版のいろはがるたにも採用されていて、僕も書いてましたね♪