今日の問題。
これ、寝台特急の行先表示です。
東京行きが「さくら」と「はやぶさ」
上野行きが「あけぼの」と「北斗星」。
いずれも、上り列車ですね。
今はすっかり、ない種別ですが、僕の頃は、花形でしたね~♪
何たって、ベッドがあって、寝て移動出来るんですから。
でも、慣れない寝台って、あまり深くは寝られないんですよね。
何度か乗りましたが、割と朝早く、目覚めることが多かったですね。
そのまま寝台にいても、いいんですが、片側に寄せられた通路には、折り畳みの簡易な椅子があって。
大きな窓には、普段は見られない、早朝の車窓が、列車と一緒に漂います。
特に上り列車だと、都市部に帰ってきますから、始発電車とすれ違い、それを待つサラリーマンを見送り、…
旅が日常に、帰っていきますね。
答は、「さくら」号!
回らないのが、残念ですが…
こんな、均質でない照明が、かえって旅愁をそそります。
下り「さくら」号は、栄光の「列車番号1」を、長く務めましたね。
全区間乗ったことはないんですが、新幹線で追いついて、大阪から諫早まで、乗ったことがあります。
思い出に残る、乗車の一つです。