今の電車は、わざわざ車両を組み替えたり、ごちゃ混ぜで編成したりってのは、少ないです。
でも、この東急8500系ぐらいの、歴史があると…
編成増や組み換え、確か他線への転用もありました。
結果、8500系の編成の車号は、めちゃくちゃ。
他の編成のように、規則性は殆どありません。
厳密には、千の位は8または0、百の位は号車によって、数字が決まっていますが(例外あり)、8635号車の次には、8783号車が来たりします。
この編成は、フォアカード(8888号車)、ストレート(8970号車)、スリーカード(8889号車)が揃いますが、こんな「確変編成」!?が生まれるのも、8500系ならではです。
退勤。
例によって、錦糸町駅の最後尾、住吉方の端で、電車を待ちます。
今日来たのは、8516編成。
現在、東急に在籍する8500系では、最も高齢な編成です。
南栗橋行きですから、先頭は8616号車。
次は、8716号車。
写真はないけど、さらに8916号車。
おー!16号車が続きましたね。
中間車が過ぎて、9号車は8816号車。
ん?もしや…
最後尾は8516号車で、16号車、勢揃い!!
8500系は、両先頭車の8500形、8600形、パンタグラフがある8700形、コンプレッサーを積む(6号車を除く)8800形、そしてモーターのない8900形の、5種類の車種がありますが、この編成は、全て16号車で揃います!
現存する編成では、こんな編成は他に、ありません。
実は、貴重品!なんですよ!!
他車では当たり前なことが、当たり前じゃない、8500系。
でも、こんなシークエンスがあったんですね。
廃車になる前に見つけられて、よかったですよ♪