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書くことが多過ぎるとき、バッファーとしてこちらに書きます。不定期更新です。

「リア」・しりとりの記憶・45…

リア。

「後ろ」の意味ですね。

 

昔の車はFR車、つまり、エンジンは前にあって、後ろの車輪をエンジンで回す車が多かったそうです。

利点も、いろいろあるそうで。

一番は、「小回りが利くこと」ことでしょうか。

前輪には操舵設備だけ搭載すれば良いため、余裕があります。

その分、車輪の曲がり角度をきつく取れるので、小さく回れたそうです。

ステアリング的にも、スムーズな運転が出来るそうですよ。

 

一方、FR車を構成する以上、「ドライブシャフト」を外すことは出来ません。

要は、前のエンジンの回転を、後輪に伝える回転棒です。

室内を分断する形で存在しますから、運転席左には、シフトレバー以外は何も設けられない。

後部座席の床にも、遮蔽物が出来てしまいます。

小型車ではかなり室内を圧迫しますので、敬遠され、今はほとんど、FF車。

前のエンジンで、直接前輪を駆動します。

今乗ってるカローラも、FF車ですから、後部座席の床はフラット。

乗り降りは、楽ですね♪

 

あと、駆動する後輪の上はトランクしかなく、軽いですので、発進時に滑りやすい、という欠点もあるそうです。

それなりの重みで、車輪を押さえつけないと、タイヤのグリップ力(摩擦力)が得られないわけですね。

 

 

飛行機でも、エンジンは多くが、翼についていますが、こんなタイプもあります。

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この飛行機を、「リアジェット」と呼ぶと、引っかかってしまいます。

現在はボンバルディアの、ビジネスジェットのブランドですね。

元々はスイスのウィリアム・リアさんが興した会社だそうで、「後ろの」の意味だけではなかったようですね。

 

エンジンを後方に置くには、いろいろとメリットが多く。

翼にエンジンが吊り下がらないと、主脚は短くて済みますね。

機体高が低くなり、特にタラップを使い場合に、低くて済んだそうです。

 

あと、座ってみるとわかるんですが、エンジンの前の席は、かなり静かです。

騒音は基本的には、空気の衝突音ですから、圧縮して噴射するエンジンの後ろは、かなりの騒音がします。

機体後ろにエンジンがあれば、騒音はかなり軽減されますね。

 

ただし、強度的に、あまり大きなエンジンを装着出来ませんから、小型機向けだとは思います。

それでも、B-727やMD-81など、このタイプでも数百人の乗客を乗せられましたね。

(B-727は尾翼にもエンジンがあった、3発機でした)

 

B-727は好きだったんですよ。

鹿児島で乗れた時は、うれしかったですね♪

 

 

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