Line Buffer Overflow…

書くことが多過ぎるとき、バッファーとしてこちらに書きます。不定期更新です。

ウイスキー…

先月の旅行のお話。

 

余市に寄ろうと思ったのは、むしろこっちが先で!
f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20191015082819j:image

余市蒸留所。

ニッカウヰスキーは、ここで造られています。

 

マッサンこと、竹鶴政孝氏が、ここに工場を構えました。
f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20191024160523j:image

 

ちなみに、無料で見学できます。

入ると、まずはピートから。

泥炭です。
f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20191015082845j:image

植物の堆積物ですが、炭素の含有量は少ないです。

でも、これを焚いて乾燥させると、香りが移り、「スモーキーフレーバー」が生まれるそうです。

 

北海道は、もう秋ですね。

いい天気でした♪
f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20191015082918j:image

 

ナナカマドが美しい小屋で、マッサン夫妻は暮らしていたそうです。
f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20191018183630j:image

 

ウイスキーの根幹をなす、樽!
f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20191020004843j:image

 

 樽に入れて熟成することで、こんなにも変わります!
f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20191020005002j:image

ちなみに、一度瓶に詰めてしまうと、それ以上の熟成はないそうです。

 

こんな釜で、蒸留するそうですよ!
f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20191020004916j:image

 

ワインや日本酒は、醸造酒です。

酵母の働きで、アルコールが作られます。

さらに、加熱して蒸留させ、アルコールを取り出すと、蒸留酒になります。

ウイスキー、焼酎は蒸留酒ですが、元になる酒によって、様々な味とフレーバーになります。

 

テイスティング

運転者でなければ、試飲できます♪

無料です!
f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20191020005222j:image

 

左から、シングルモルト余市、スーパーニッカ、そしてアップルワイン。

f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20191020005038j:image

スーパーニッカは、マッサンが、亡きリタを想って作った、思い出のブレンデッドウイスキー

余市はりんごの産地で、ウイスキーが軌道に乗るまでは、リンゴジュースを柱にしていました。

アップルワインも、ここでは重要な産物なわけです。

 

味は、シングルモルトが、濃いかな。

スーパーニッカも、飲みやすくていいですね♪

 

でもね…

実は、こんなコーナーも。
f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20191020005105j:image

有料テイスティングコーナー♪

余市の様々なウイスキーを、試飲出来ます。

 

経験豊富なバーテンダーが、あれこれ語りながら、貴重なウイスキーを説明してくれるのも、いいですね♪

 

特にオススメなのが、こちら。

「ニッカ シングルカスク 北海道余市モルト
f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20191020005147j:image

こんな小瓶で、1,000円!

ここで飲めるものと比べても、3倍以上します。

その心は…、ちゃんとあります!

 

カスク」は、「樽」です。

この「カスク」を名乗れるのは、「樽のまま」であること。

加水も、香り付けも、ありません。

何も足さず、何も引かない、わけです。

 

しかも、「シングルカスク」なんで、この味のウイスキーは、この樽しかありません。

実際、この商品は毎年造るそうですが、毎年、味わいが異なると言います。

 

10年じっくり仕込んだ、「シングルカスク」。

度数が高い(60%近く)ので、ゆっくり少しずつ、香りも楽しみながら…

 

鼻を突き抜ける香りに端を発し、芳醇な風味が、口に広がります。

しかも、後味が、残らないのに、残る!

ふわっと残り香だけが、いつまでも残る感じです。

 

楽しいですね~♪

さすがに買って帰るわけには行かないので、また、楽しみに来たいですね♪

 

有料テイスティングコーナーは、構内の「ウイスキー博物館」にあります。

構成の都合、無料テイスティングを先に書きましたが、立地的には多くの場合、こちらの方を先に訪れることが多いと思います。

見逃すことなく、至高の味とフレーバーを、体感して下さいね♪