電車の中。
もちろん、写真はありませんが…
僕の前に立っていた人が、何やらスマホに向かって、指を…
スマホには別の男性が写っていて、笑顔で楽しそうに、同じくハンドサインを…。
「手話…!?」
そう、画面越しに、手話で会話していたんです。
通話を切った時に、LINEの画面が見えました。
「あぁ、こういう使い方も、あるのね♪」
前、こんなことを聞いたことがあります。
「文字での通信でもいいんだけど、手話の方が断然、速いんだよね~♪」
そう、彼らにとっては、手話は声、同然なんです。
一種の通話ですが、音が出ない以上、「通話はご遠慮下さい」の対象にはならないでしょう。
「誰にも迷惑かけてない!」ですからね♪
実は、LINEのビデオ通信は、無料です。
通信の容量は、食いますけどね。
ただ、最近は1ヶ月30GBぐらいまで使えるプランもあります。
僕も障害者扱いなので、対象になりますが、多くのキャリアが、障害者への割引プランを用意していますね。
文明は随分進化したし、一度発明されたものも、使いやすくなったり、身近になったり、安くなったり。
こういう技術革新を、得てして金儲けに使ったり、中には戦争の道具にしたりも、しがちな人間です。
でも、「こういうことに、真っ先に使って欲しい!」って思いましたね。
彼らにとって、大切なコミュニケーション手段「手話」を、離れた人とも、気軽にかわすことが出来るんですから。