(敬称略)
2人の外国人選手が、背番号39を付けていました。
アメリカ領サモアの出身で、期待されながら、最初はなかなか打てず。
当時の「ダメガイジン」のレッテルを貼られ掛けていました。
ところが、ある試合。
ホークス戦だったそうですが…
なんと、「1試合4ホーマー!!」
しかも、死球を挟んで4打数連続!!
これで開眼して、以後は打ちまくり、打率こそ.230台ながら、45本もホームランをかっ飛ばしました。
翌年はさらに打率も向上。
3割、44ホーマー、108打点という大活躍!
まさに手が付けられない「サモアの怪人」ぶりを発揮し、リーグ優勝に大きく貢献しました。
同じく活躍した、クルーズとのコンビは、恐れられたそうですよ。
もう一人。
この人は僕もホークスファンでしたから、怖かったですね~
西武のオレステス・デストラーデ。
秋山や清原の後に控え、この2人を何とかしても、まだデストラーデがいました。
またこの人が打つのなんの!
それも、苦手なコースがほとんどない印象でしたね。
ホームランを打った後の、弓を引くようなガッツポーズは、敵ながらにかっこよかったけど、それ以上に凄みを感じました。
実際、彼はただの大砲じゃなかったようで。
日本人選手に積極的に溶け込もうとし、練習メニューも同じものをこなしたそうです。
意味不明な歌で、チームメイトを笑わしたり。
だから西武ナインにも、首脳陣にも、そしてファンにも、愛された選手だったようですよ。