ホークスのコーチが3人も退団、パ・リーグの他の球団に移籍するそうです。
鳥越コーチと清水コーチはロッテへ、佐藤コーチは楽天へ行きます。
そりゃあ、痛手ですよ。
ある意味、選手よりも大きい、流出です。
内情から何から、みんな知ってますから。
ただ、無理に引き留めず、送り出した球団は、正しかったと思います。
思えば、工藤監督もそうだし、その前の秋山監督もそう。
他チームも見渡せば、渡辺久信監督、伊原監督、伊東監督、大久保博元監督(デーブ大久保)、…
みんな、西武の選手だったんです。
そう、黄金時代の。
ホークスの場合はさらに、根本陸夫氏という貴重な人材を、西武からいただいています。
監督としてだけじゃなく、王監督を招聘したこともそう。
もっと言えば、球団の経営そのものを、根本さんから学んだと言っても過言ではないのです。
今、こうやってウチのコーチングスタッフが、他チームに引き抜かれるようになった。
これって、すごく名誉なことだと思うんです。
現場の幹部として、選手を育て、見極め、用兵する立場の人たちが、評価されたんですから。
リーグ全体の活性化を見据えるなら、尚更のことです。
パ・リーグ全体を底上げして、セ・リーグなんかに負けない、楽しく活気あるリーグになっていくと、いいですね。
もちろん、ホークスも負けてはいられません。
新しいコーチとともに、新しいチームを作ればいいんだから。
来年もホークスに、そしてパ・リーグに、期待です!