エラー番号4。
READ文に差し掛かると、プログラムの中にDATA文を探して、1つずつ読み取っては、変数(値を入れる箱のようなもの)に格納していきます。
今なら別ファイルにして、読みに行くんですが、当時の外部記憶装置はカセットテープが主流!だったので、プログラム内部に書いて読みとる方法も、速度的に、アリだったのです。
通常、配列変数という番号付きの変数を使い、番号を1つずつ増やしていって、複数のデータを格納していきます。
この時、DATA文のデータの数が足らないと、このエラーが出ます。
原因の大半は…、
カンマ(,)とピリオド(.)の、打ち間違え!
カンマでデータを区切っているのです。
これをピリオドにしてしまうと、区切られるべきデータがつながってしまい、2つのデータが1つの扱いになってしまいます。
データが、足らなくなるのです。
でも、カンマとピリオドは画面上で区別をつけるのが、非常に難しい!
キーボードでも、似たような位置にあるし…。
結局、打ったプログラムを“目を皿のようにして”、じーっと見ていくしか、ないのです…。