エラー番号18。
MSXには「ユーザー定義関数」というものを、設定することが出来ました。
DEF FN文にアルファベット1文字を付けて、定義します。
ただし、式の内容は、1行で書かなければならなかったと記憶しています。
なので、有用そうで、実はあまり使い道はなかったかも知れません。
使うとしたら、複雑な式をプログラム中で何度も使う場合。
ユーザー定義関数に書いておいて、使うときに呼び出す、って使い方は、出来たでしょうね。
エラーは、DEF FNに続く文字を間違えた場合。
定義されてないユーザー定義関数?を使おうとしたとして、このエラーが出たようです。
今のExcelVBAでは、よく使う命令・機能を一ヶ所に書いておいて、あちこちから呼び出して使うことが出来ます。
「サブルーチン」。
プログラムの外注先のようなもんです。
このサブルーチンには、値を渡してあげることも出来ます。
「作業依頼書」ですね。
呼び出す場所によって、渡す値を変えることも出来ますし、変数を使って、生の値を渡すことも出来ます。
さらに、処理した結果を戻すようにすることも出来ます。
演算結果を返してもらったり、マズいことになったら、その旨書いてもらったり。
「結果報告」を、求めることが出来るわけです。
先ほどのDEF FN文は、この機能に近いですね。
まぁ、仕事をする人が、仕事のために、プログラムの仕組みを作るわけですから、プログラムの組み方も、仕事の流儀が多分ににじみ出ることになるのです。