エラー番号21。
エラー処理ルーチンにRESUME文がないと、このエラーが出ます。
Resumeとは、「中断したことを再開する、回復する」という意味。
エラー処理ルーチンは、特殊な扱いだったんでしょう。
処理をし、元のプログラムに戻るためには、必ずRESUME命令を使いました。
が…、
MSXを扱ってた当時は、エラー処理なんて、あんまりやんなかったからなぁ…。
エラー処理ルーチンは、プログラムの最後に書くことが多くて、そのままRESUMEを忘れてプログラムが終わってしまうと、このエラーが出たのかな?
ちなみに今のExcelVBAでは、エラー処理はしても、エラー処理ルーチンは、あまり作りませんね。
On Error Resume Nextで、とりあえず先へ進めておいて、エラーが起こっていたら補正処理をする方が、多いですね。
ところで、Resumeにはもう一つ、名詞としての単語がありまして。
・履歴書
・要約
よく「レジメ」と言われますね。
フランス語が語源だそうです。
ちなみに先ほどの“動詞の”Resumeは、「リジューム」と読み、ラテン語の「再び取る」が語源。
同じスペルでも、いろいろ違うもんです。
日本語も同じ読みでも意味が違うように、各国の言語も、難しいものです…。