今週のお題「小さい春みつけた」
大学1年の頃。
松本に移住して、最初の冬は、6年いた中では一番寒かったですね。
松本では、冬に「10℃」と言うと、「マイナス10℃」のこと(今もそうかな?)。
暖かい日は「プラス3℃」とかって、表現しますが、それを一番実感した年でしたね。
そんな冬のある日。
スーパーに行くと、「ほたるいか」があったんですよね。
ボイルしたもの。
高校までは鹿児島在住でしたが、ほたるいかなんて商品はなく。
食べたこともありませんでした。
試しに買って、食べてみると…
「なかなか美味しい!」
何度か、買いましたよ!
長野では、酢味噌でいただくんですよ。
その頃からかな?
少しずつ寒さが緩んで、暖かい日もあるようになりました。
2月下旬だったと思います。
もちろん、まだまだ寒い日もありましたが、連続ではなくなったかな、って感覚はありました。
「あぁ、ほたるいかが春を呼んできたかな?」なんて、思いましたよ。
鹿児島よりもずっと寒い日が続いていましたから、耐えてた感じはしてました。
その寒さが緩むのに、希望が湧いたような感じがしたんでしょうね。
その頃に出る「タラの芽の天ぷら」にも、そんな感情を覚えましたよ。
時が経って。
今は、ほたるいかは全国に出回るようになりました。
ですが、今年はまだですね。
地震の影響なのかな?
それとも、温暖化?
春を呼ぶほたるいかが、店頭に並ぶのを、楽しみに待っていますよ。