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書くことが多過ぎるとき、バッファーとしてこちらに書きます。不定期更新です。

芭蕉と草加松原…

旧4号は、草加松原へ。
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草加での、唯一と言ってもいい、景勝地です。

 

隣は旧4号で、車が多い通りですが、高い松並木は、それを感じさせませんね。

 

菰を巻いている松も。

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これを焼いて、害虫を一網打尽!なはずだったんですが…

兵庫のFさんの指摘の通り、菰にかかるのは、クモなどの益虫ばかりで、肝心のマツクイムシは、ほとんど捕らえられないそうです。

 

少なくとも、焼くのはやめた方がよさそうですね。

 

一応、菰には保温効果もあるんですが、草加はそこまで寒冷じゃないし。

観光客のための、演出なんでしょうね。

 

まぁ、それも大事だと思いますよ。

 

これは、「百代橋」の下。
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太鼓橋です。

 

「月日は百代の過客にして…」は、「おくのほそ道」の書き出しです。

 

さらにもう一つ、「矢立橋」!
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「矢立」は、携帯用の筆立てのこと。

今の携帯かな?

芭蕉も矢立を持って、句を捻ったんでしょうね。

 

それにしても、似た橋が2つもあるので、市民としては、この太鼓橋を目印に使えないのが、残念ですね。

 

ちなみに、よく「谷古宇(やこう)橋」と言う人がいますが、谷古宇橋は矢立橋と交差する、綾瀬川の道路橋です。

交差点名は「谷古宇橋」なので、間違う人もいるようです。

 

「百代橋」に交差するのは、「松原大橋」です。

 

芭蕉像も。
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ただし、松尾芭蕉はこの草加宿には、宿泊していないようです。

出発点から近すぎますからね。

 

初日はこの2つ先の、粕壁(春日部市)まで行った、と言う説が、有力だそうです。

 

でも、松尾芭蕉や「おくのほそ道」を盛んに謳っているのは、草加ですね。

多分、「草加松原」と言う、結びつけやすいスポットが、あるからなんでしょうね。

 

ただし…

芭蕉草加の道中では、句も残していないようです。

う~ん、こんなに売り込んじゃって、いいのかな?