日曜日。
「リコリス・リコイル」、全て見ました。
ネタバレ、含むかな?
東京の狭い空間で展開される、スリリングなアクションに、息を吞みましたね~!
敵は強いも、千束はいつも自信満々!
痛快でしたね!
ピンチ時には…
たきなの登場は、いつも派手!
そんな急変チャンスを瞬時に受け止めて、力にしてしまう千束は、生まれながらのヒーロー(ヒロイン?)ですね。
そんな「先天的?」な千束と、努力の「後天的」なたきな。
そんな2人が、主張し合いながらも惹かれ合い、息を合わせあって行くのも、興味深かったです。
サポートも、ハッキングやドローンなどの、遠隔でやるクルミと、「足」で稼ぐミズキの対比が、面白かったですね。
現代はとかく、サイバーなサポートになりますが、時にはアナログな一手が、効く場合もありますよね。
千束には、背負った運命が。
それをどうするかの選択も、千束らしかったですね。
機械のような強さを持ちながら、あくまで内面は、人懐っこい、人間らしい、千束。
そんなところが、魅力なんだと思いますね。
一方、真面目で合理主義、でもどこか不器用な、たきな。
優秀なだけに、ハラハラすることも多いですが、そこがたきなの「人間らしい」ところ。
機械的な思考では破れない場面を、幾つも突破してきましたよね。
いいコンビ、でしたね。
「バディ」と、言ってもいい。
千束のような、大らかなタイプには、たきなが必要だし、四角四面なたきなを導いていけるのは、やっぱり千束なんだと思いますよ。
そう言えば…
兄弟がいると、こういう関係が作られやすいんですよね。
お兄ちゃんがしっかりしてると、弟はそれに反発しようとするし、お姉ちゃんが大らかだと、妹はしっかり者になりやすいです。
なんか、もう一度見返してみたい気がしますね。
アニメ作品でこう感じたのは、久しぶりです。
あの場所へも、行きたいですね。
雪は、降らなくても。
ちなみに「リコリス」は、スペインカンゾウのことで、根が非常に甘い植物。
昔から、甘味料や風味付け用に使われていたそうです。
秋になると咲く花で、花の赤は千束の象徴。
千束の髪色のような、淡い黄色の花もあります。
花言葉は、「元気」「陽気」「情熱」など。
これも、千束らしいですね。
一方、「リコイル」には、2つ意味があって。
まず、銃を発砲した時の、跳ね返りの衝撃。
この力をコントロールしないと、狙いがズレてしまいます。
もう一つは、心臓マッサージなどで、心臓を圧迫する力を解放し、心臓を元の大きさに伸長させることを言うそうです。
この動きによって、静脈から血液を吸い上げ、肺を通すことができます。
いずれも、作品に非常に関連する、言葉でしたね。