鉄道には、小難しい用語が出てきます。
僕は出来たら、使わないようにしていますが、相手も鉄道の知識がある場合は、使うことがありますね。
ただ…
そのまま用語を並べ立てて、いかにも知ってるんだぞ!って態度は、取りません。
少なくとも「一般の人にわかるレベルで、説明できる」ことが、使う条件です。
例えば…
「VVVFインバータ」→
直流電力を三相交流に変えて、誘導電動機(モーター)を動かす。
「誘導電動機」
三相交流用の電動機(モーター)
フレミングの法則の通り、無接点で力を伝えられて、軽くてメンテナンスが楽。
「チョッパ」→
直流電源を細かく切ったり入れたりして、トータルの電圧・電流でモーターを制御
「界磁チョッパ」→
モーター側の磁石(界磁)の電圧をチョッパ制御する。
ほぼ、回生ブレーキのための制御方式
「回生ブレーキ」→
走力で逆にモーターを回して発電して、それを架線に返し、他の電車などで消費してブレーキ力を得る電気ブレーキ。
モーターの界磁の電圧が、架線より高ければ、電流が架線に流れてブレーキになる。
「発電ブレーキ」→
走力で逆にモーターを回して発電して、電気を抵抗器に流して消費して、ブレーキ力を得る電気ブレーキ。
「界磁添加励磁制御」→
昔の抵抗制御用のモーターをそのまま使って、回生ブレーキをかけるため、界磁に別電源をかけて電圧を上げるための仕組み。
「抵抗制御」→
モーターにかかる電圧を可変抵抗器で制御する方式
「抵抗バーニア制御」→
抵抗器の可変部分に段差のない、スムーズな変化を実現した抵抗制御。
「サイリスタ位相制御」→
交流の波の一部を切り取って、見かけの電圧・電流を制御する。
チョッパ制御の交流版だが、抵抗器がなくても電圧制御が可能。
電気回路を高速に入り切りする装置。
「IGBT」→
「電気指令式ブレーキ」→
全て電線でブレーキ指令を送る方式。
一瞬!
「電磁直通ブレーキ」→
車両間のみ電線を使うブレーキ指令を送る方式。
少し早い。
「自動ブレーキ」→
高圧空気のブレーキ管を使ってブレーキ指令を送る方式。
圧力が下がるとブレーキがかかって、ブレーキ管が破損すると、非常ブレーキがかかる。
「直通ブレーキ」→
高圧空気のブレーキ管を使ってブレーキ指令を送る方式。
圧力が上がるとブレーキがかかって、ブレーキ管が破損すると、使用不能になる。
「カルダン駆動」→
たわみ継手という柔らかい継ぎ手を使って、モーターの動力を車輪に伝える方式。
モーターの重さが車軸にかからないので、安定性が高く、乗り心地も良い。
「吊り掛け駆動」→
モーターの片方が、車軸に乗っている駆動方式。
車軸には歯車で確実に動力を伝えられるので、機関車などは今もこの方式。
これくらいで。
駆動系は、こんなもんかな?
勢いで、書いちゃいましたが。
でも、一般の人にわかってもらえる、までは、いってないかもね…。
もっと、精進します!