ノイズ=雑音。
「ノイズにも色があるんか!!」って方…
あるんですよ。
ただし、色として見えるわけではなく。
周波数分布を可視光線のそれと見立てて、近い色の名前を付けているそうです。
全周波数で一定だと、「ホワイトノイズ」です。
確か、「シャー」という、水が噴き出すような音がします。
放送終了後の「サンドストーム」では、このホワイトノイズが聞こえます。
周波数分布が右肩下がりだと、可視光線ではピンク色に見えるので、「ピンクノイズ」と呼ばれます。
「ザー」とかいうノイズになります。
急流が立てる轟音に近く、上手く制御してやれば、癒しにもなるそうですよ。
この2つは、前から知ってました。
昔のパソコン・MSXでも、出すことが出来たからです。
「SOUND」文で、確かチャンネル7番を指定して、値を書き込むんだったと思う。
そうすると、ノイズジェネレーターが起動します。
値によって、ホワイトノイズにもピンクノイズにもなりました。
これを、効果音に使ったり、ソフトなんかでは通常のPSGに重ねて、ドラムを表現したりもしていたようです。
実はこの他に、ブルーノイズとか、パープルノイズとか、グレイノイズとか、あるそうで。
サンプル聞いても形容が浮かばなかったんですが、微妙に異なるノイズたちです。
可視光線ではなく、「ブラウン運動」を模した、「ブラニアンノイズ」なんてのもあります。
こちらはちょっと低めの音がしました。
もちろん、実際に色が付いて見えるわけではないけれど、それぞれ特徴がある、音の要素たちです。