京版の「な」は、
「済す時の閻魔顔」です。
実は、前の句が省略されていまして。
「借る時の地蔵顔」が付きます。
“済す”とは、借りたお金を返すこと。
「返済」って言うでしょ?
つまり、「お金を借りる時はにこにこ顔なのに、返す時は渋い顔をする」ことを言います。
まぁ、人間なんて、そんなものです。
向こうから調査依頼をしてくる時は、にこにこ顔で来るのに、こっちが案件を依頼する時に限って、まるで作ったような嫌な顔をする部署があります。
…慣れましたけどね。。。
そこに今度、あんまりいい顔をされないような依頼を、持ってかなきゃいけないんですけど…
何か気が重いですね。