(敬称略)
ホークスに、篠原貴行というピッチャーがいました。
背番号16です。
今のホークスのブルペンは、サファテや岩嵜中心。
その前は攝津、(ブライアン)ファルケンボーグ、馬原の「ソフトバンクモバイル(SBM)」時代。
さらに前、藤井将雄や渡辺正和、吉田修司、ペドラザあたりがいた頃の、リリーフピッチャーです。
こうやってみると、ホークスのブルペンは切れ目なく、安定してますな♪
篠原もその一員として、抑えにセットアップに大活躍!
二桁連勝も、ありました。
左の力投派として、他チームには脅威だったはずです。
2003年9月、千葉マリン。
パ・リーグの優勝が決まる試合。
僕はレフトスタンドにいました。
にわか行列に並んで入った試合は、安心してみてられる展開♪
9回にこの、篠原が登場しました。
満を持して。
もう大丈夫、って思いました。
ところが!
篠原、ピリッとせず。
塁を賑わす展開に。
すると、どこからともなく、
「シーノハラー!!」コール!
盛り上がるレフトスタンドが、さらに一体に!
点差があったこともあり、最後は抑えて、なんとか逃げ切り勝利!!
多分、生涯一“ホットした”瞬間だったのではないでしょうか。
もちろん、胴上げ投手!
アウェイの“黒い”ホークスファンの前での、歓喜となりました♪
その後、晩年は横浜DeNAに移り、2013年まで現役を続けました。
今は同チームの、一軍投手コーチを務めます。
他リーグ、他球団であれ、応援した選手が何らかの形で、野球人で居続けることは、大変うれしいこと、なのです♪