エラー番号51。
このエラーが起こるのは、「パソコン内部の状態が正常でない」時。
つまり、BASICを動かすインタプリタが、正常に動いてないと、このエラーが出るものと思われます。
インタプリタとは、人に解るBASICを、機械に解るマシン語に翻訳するシステム。
コンパイラと似てますが、インタプリタは逐次実行型、コンパイラは事前翻訳型です。
僕はerror文以外で出したことはありませんが、もし出たら、修理に出さなければなりません。
BASICの命令を、正常に解釈出来ないんですから。
当時のパソコンでも、インタプリタの他に、マシン語などを処理するCPU、コアな入出力を司るBIOS、記憶装置であるメモリー、それれらをつなぐI/Oバス、他機器との橋渡し役であるインターフェースなどが備わっています。
これらが不調だと、そもそも起動しないんでしょうね。
今のパソコンでも、似たようなエラーとして、
「Internal Server Error」ってのが出ることがあります。
サーバーが正常でないと、出るエラーですが、多くはサーバーが再起動すると、直ります。
しかし、当時のパソコンのインタプリタは、ROM(Read Only Memory)の中に、あったはずです。
通常、変更されないはずのROMが、正常でないとなると、ROMだけに修復が利かないので…
大人しく、修理に出すしかありません…。
ちなみに一昔前、「私、ROMしてる♪」なんてフレーズ、流行りません?
パソコン通信などで、読むだけで書き込まない人のことを指します。
ただし、
「Read Only “Member”」ですけどね。
さて、エラーの出しすぎで、頭の中までInternal errorになっちゃった!?ところで、全47回の「エラーの記憶…」は、無事完結といたします。
元々は、ブログタイトルからインスピレーションを得て、始めたシリーズ。
ふたを開ければ、脱線(これもエラー!?)だらけのシリーズでしたが、明るく楽しく?書けたかな、なんて思います。
お付き合い誠にありがとうございました♪