エラー番号58。
「シーケンシャルファイルに対して、ランダムアクセスファイル用のコマンドを使おうとした」
多分、何のことかわからないと思いますが、ファイルタイプについてはこちらにも書いてます。
kiha-gojusan-hyakusan.hatenablog.jp
「シーケンシャル」には「連続に、順序通りに」という意味があり、ファイルを最初から順番通りに読み書きします。
「単語帳」を順番通りに読むと、この読み書きになります。
そもそも、カセットテープのような媒体では、この入出力方法しかとれませんが、フロッピーディスクなどであっても、場所を気にしない分、高速ではあったはずです。
一方、「ランダムアクセスファイル」は、好きな場所のデータを読み書きできます。
「キャンバス」みたいに、好きな場所のデータを読み書きできます。
フロッピーディスクでは、この読み書きが出来ました。
命令は、PUT、GET等だったと思います。
ディスクは記憶部分が円盤状になっていますので、何番目の円弧の何文字め、って指定すると、読取りヘッドが、まず指定の円弧を読める場所まで移動します。
ディスクは回転しているので、望みの場所がヘッドに来たタイミングで、データを読み書きするわけです。
この命令を、カセットなどのファイルに使おうとすると、このエラーが出たわけです。
…あんまり、出ないと思うけど。。。
ファイルのタイプは、ファイルを開けるときに指定しますからね。
あるとしたら、複数のファイルを開けたとき、ファイル番号を間違えたときぐらいかな?
どっちにしろ、フロッピーディスクドライブを持ってないと、PUTもGETも使いようがないわけで、ERROR文以外では出せないエラーでした。
今は忘れられたメディアかも知れませんけど、フロッピーディスクドライブは当時、「高嶺の花」だったんですよ!