エラー番号54。
OPEN文で開こうとしたファイルが、既に開いていると、このエラーが出るんですが…、
そんな「石橋を叩いて渡る」ような人、いるかしら?
まぁ、あり得ることはあり得るので、エラーとしては用意しとかなきゃいけないと思いますが。
プログラムを組むとき、見るだけの環境プログラムとかでない限り、ユーザーとの対話、つまり入出力を伴います。
その時、こちらの意図通りにみんな入力してくれればいいですが、実際にはそうではありません。
間違った、意味のない値を入れたり、中には入力フォームを消してしまったり。
そんな時でも誤動作しないように、プログラムを組むことが求められるわけです。
なので、プログラムのテストなんかでは、わざと間違った値を入れてみたり、へんなことをやってみたりして、プログラムに支障がないか、確かめたりするんですよ。
これは僕も含めた、思い込みですが…
プログラミング経験者って、どうしてもありとあらゆることを想定して、ああ来たらこうする、こう来たらああするって、それこそ“プログラム”が書けてないと、行動に移せない人が多いような気がします。
聞けばいいのに取り越し苦労したりね。
ついつい消極的になったりするのは、僕だけ?
でも、プログラムには逆もありまして。
「エラーが起こるかも知れないけど、とりあえず無視してやらせてみて、もしエラーになっちゃったら対処する」
入出力ではこの手法も、欠かせないのです。
何が入ってくるか、わからないですから。
何が来るかわからない。
多分、人を一番不安にさせる状況でしょう。
対処が難しい、というか、不可能に近いですから。
そんな時は、「えいやっ」と進んでしまうことも、時には必要なのかも知れません。
あっ、暴発して戦争!!ってのは、ナシですよ!
そんな時でも、冷静さは失ってはなりませんよね。