(敬称略)
我らが「King of the Closer」!!
デニス・サファテ投手。
背番号58。
マリンスタジアムなどに、友人を連れて行くことがあります。
勝ってればもちろん、このサファテが登場するんですが、
「速ぇ~なぁ~!!」ってのが、共通の感想。
150km/h後半をマークする球速は、そりゃあ相手には脅威でしょうね。
その上、フォークやチェンジアップなども繰り出します。
メジャーでは3チームを経験。
1年は活躍するも、故障とかで2年目が活躍できない、という状況で、来日。
まず広島に来ました。
1年目は活躍!
パ・リーグ党の僕が名前を覚えるほどの、大活躍でした。
ここでフォークを習得、それまでばらつきがあった投球も、安定するようになりました。
なので、広島ファンのフォロワーさんからは「サファテ返せ!!」なんて言われるんですよね。
ただ、1年目終盤に鼠径ヘルニアを患ったこともあってか、2年目はあまり厚遇されたとは言えず、ミコライオにクローザーの座を譲ったサファテを、球団は自由契約にしています。
次は西武に入り、一時はクローザーとしても活躍するも、途中で配置転換になるなど、用兵面が上手くいっていたとは言えず、サファテは自由契約を選択しました。
そして、ホークスにやってくるわけですが…
ホークスはサファテを、完全にクローザーとして起用。
サファテ、意気に感じたか、今度は故障もなく、4年間フルに力を発揮!
特に今年は、出てくれば敵も黙り込むような存在感、威圧感!!
相手をバッタバッタと打ち取っていきました。
最終的には54セーブという、脅威的な成績!
昨年は7敗したセーブ失敗も、今年はたったの2敗だけ。
チームにも、ファンにも、絶対的なクローザーです。
もはや、精神的な柱!と言ってもいいかも!
一度、中継ぎ陣が登板過多になった時、サファテが先発陣に奮起を促す、檄を飛ばしたことがありました。
それを工藤監督らも受け止めて、チームはさらに一丸になったといいます。
今、クライマックスのビデオを見ながら、この記事を書いていますが、特に今年はサファテなしでは考えられない!
背番号58がマウンドに立った時、それはもう、ホークスの勝利を意味するのです。
無事、3つのアウトを取って…
神に感謝するサファテ。
敬虔なクリスチャンです。
2007年のヒューストン在籍の頃からだそうで、「劇的に人生が変わった」とか。
宗教が人生に、好影響を及ぼしたんですね。
日本でも、「感謝を忘れずに」と、よく言われます。
日本に国教があるわけではありませんが、通じるようなものが、あるような気がしますね。