Line Buffer Overflow…

書くことが多過ぎるとき、バッファーとしてこちらに書きます。不定期更新です。

背番号55の記憶…

(敬称略)

3人挙げます。

 

まずは誰もが知る、ゴジラ松井

日本を代表する長距離砲で、東京ドームほかに多数のホームランをかっ飛ばしました。

守備でもそつのないところを見せましたし、何より、

「紳士」!

読売巨人軍にはうってつけの選手だと、思っていました。

 

ところが、FAを取得すると、温めていたメジャー移籍を実行。

巨人といえども、引き留めることはできませんでした。

 

アメリカに渡ってからは、さらなる活躍!

ワールドシリーズMVPも取りました。

今はヤンキースGM特別アドバイザーだそうです。

 

まぁ、松井の場合はFA権の行使ですし、あれだけ活躍すれば、メジャー挑戦って言っても、誰も文句など言えないと思いますけどね。

昨今は、メジャーへ行くことを前提に、プロ野球に入る選手もいます。

大谷なんかは、今年までかな?

中には、メジャーに最短で行かせることを条件に、指名に応じる?なんて選手も。

日本のプロ野球も、甘く見られたな、なんて思います。

 

そんな中、日本のプロ野球で活躍するキラ星!

西武の秋山省吾。

背番号55。

 

近年めきめきと頭角を現してきて、まぁよく打ちます。

今年は575と最多打数タイながら、185本のヒットをかっ飛ばして、見事首位打者を獲得しました。

ホームランは25本。

打点も89も挙げてますし、併殺はたったの4。三振も三桁行ってません。

守備でも堅いところを見せ、センター方向はなかなかヒットになりませんよね。

 

これだけ魅力的な選手ですが、相手からすると、何となく地味な感じがしますね。

スタイルなのかな?

この秋山が真にチームを牽引し出すと、西武は手が付けられなくなるでしょう。

 

もう一人挙げさせて下さい。

ホークスの大道典良

背番号55。

 

南海時代を知る、数少ないホークス選手として、長くチームに君臨しました。

当初は、大きなのを打てる、スラッガー

でも、最初はレギュラーには定着できませんでした。

 

そこへ、後の主力となる小久保が入団。

前年かな?本拠地が平和台球場福岡ドーム(当時)に変わり、球場がものすごく広くなった頃でもありました。

大道、小久保のパワーには敵わぬと悟ると、バッティングフォームを一新。

バットを短く持って、流し打ちに徹するプレースタイルで、主に代打として活躍を続けました。

特に左投手にはめっぽう強く、左がワンポイントで出てきたりなんかした時は、「大道の出番かな~?」なんて、期待したり。

当時はまだ、テキスト速報の時代でした。

 

晩年は相手も流されないように、インコースを攻めたりしましたが、今度はポーンと引っ張ったりね。

レギュラーとは違い、たった一打席にかける代打。

勝負に徹した男でした。

 

ちなみに、左に強くなったのは、左投手の工藤公康のアドバイスが効いたそうですよ。

 

最後は球団とこじれて、巨人での引退になったけど、今はコーチとしてホークスに復帰。

今年は三軍の打撃コーチです。

若い選手とともに、泥まみれになったことでしょう。

 

選手にも、ファンにも愛された選手です。