Let's Run🏃にて。
伝右川を渡る「吉長橋」の袂に、こんなものを見つけました。
なんだろう?
字は読めそうで、読めないですね…
こういう時は、位置情報SNS「swarm」に上げちゃう!
多治見のSさんから、早速答が。
「庚申塔」じゃない?
なるほど!
確かにそんな風に、読めそうですね!
ありがとうございます♪
多治見のSさんは、「まち作り技師」
名古屋市のあちこちで、地図に残る仕事をしているので、こういうものも見かけるんでしょうね。
庚申塔。
調べると、道教にまつわる民間信仰「庚申信仰」によるものだと。
なんでも、庚申(かのえさる)の日に三尸虫という虫が湧き、人が寝ているうちに、人の悪事を天帝に知らせに行くというので、この日は寝ずに勤行する「庚申講」が執り行われたそうです。
これを3年、18回繰り返した記念に、このような塔を建てて、供養したんだそうです。
こんな風習が、あったんですね。
実際、夜通し勤行をしたそうですが、中には宴会だったところもあるそうで。
2ヶ月に1回やってくる「庚申」の日は、人々にとって、特別な日だったんでしょうね。
ちなみに、豊島区には都電荒川線の「庚申塚」駅がありますが、近くにある「猿田彦大神」という神社が、やはり庚申信仰に基づく神社だそうですよ。