Line Buffer Overflow…

書くことが多過ぎるとき、バッファーとしてこちらに書きます。不定期更新です。

庚申塔…

Let's Run🏃にて。

伝右川を渡る「吉長橋」の袂に、こんなものを見つけました。
f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20200809205125j:image

 

なんだろう?

字は読めそうで、読めないですね…

 

こういう時は、位置情報SNS「swarm」に上げちゃう!

多治見のSさんから、早速答が。

 

庚申塔」じゃない?

 

なるほど!

確かにそんな風に、読めそうですね!

 

ありがとうございます♪

多治見のSさんは、「まち作り技師」

名古屋市のあちこちで、地図に残る仕事をしているので、こういうものも見かけるんでしょうね。

 

庚申塔

調べると、道教にまつわる民間信仰庚申信仰」によるものだと。

なんでも、庚申(かのえさる)の日に三尸虫という虫が湧き、人が寝ているうちに、人の悪事を天帝に知らせに行くというので、この日は寝ずに勤行する「庚申講」が執り行われたそうです。

これを3年、18回繰り返した記念に、このような塔を建てて、供養したんだそうです。

 

こんな風習が、あったんですね。

実際、夜通し勤行をしたそうですが、中には宴会だったところもあるそうで。

2ヶ月に1回やってくる「庚申」の日は、人々にとって、特別な日だったんでしょうね。

 

ちなみに、豊島区には都電荒川線の「庚申塚」駅がありますが、近くにある「猿田彦大神」という神社が、やはり庚申信仰に基づく神社だそうですよ。