仕事の話は、今まで随分書いてたので…
表・裏とも、今まで書いたことがないエピソードを。
ちなみに、表はこちらです。
kiha-gojusan-hyakusan.hatenablog.com
裏は、仕事と言っても、業務じゃなくて。
「線香番」です。
祖母が、亡くなった時。
確か、夜かな?
車で、新潟まで行って。
正直、気が進みませんでした。
親戚とは、ほとんど付き合いがなく、僕自身も、いい感情を持っていませんでした。
うつ病で、失業中の身分でもありましたしね。
でも、運転の都合上、行かざるを得ず。
亡骸とご対面した後…
身内には、「線香番」って仕事がありました。
線香を絶やさず、夜を明かすんです。
もちろん、酒が入ります。
酒を飲んで、親戚付き合いをしながら、夜を明かすわけです。
適宜、線香の火を、足しながら…
通常だと、途中で眠くなるんですが…
僕自身、失業中だったので、生活リズムは乱れてて。
それがかえって、奏功したんです。
親戚とも、少しながら、話す機会があって。
割と、よくしてくれたんですよね。
予想以上に。
夜が明けて…
一度寝て、起きたのは昼近くでしたが…
「夜通し線香の火を守った」ことが、僕の思った以上に評価されたらしくって。
その後、四十九日にも行き、線香を上げましたが、それまでとは随分、みんなの態度が違っていて、あれっと思いました。
それまで、僕自身もよくない感情を持っていたんですが、そのわだかまりを消してくれた、「いい仕事」になったのでした…。
…おばあちゃんが最後に、導いてくれたのかな?
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