ヤカンです。
お湯を沸かすための、容器ですね。
父が、唯一調理できるものです…。
ところで、ヤカンの注ぎ口の先についているのは、「笛」です。
そう、お湯が沸くと蒸気が吹き出して、笛のような大きな音を鳴らします。
かなり遠くにいても、お湯が沸いたのに気づけますから、なかなかのアイディア商品ですよね♪
電気も要らないし。
きっと、どこかの主婦が考えたんだろうなって思ってたんですが、調べると、なんと戦前!
アメリカで発売されたのが、最初だそうです。
この「笛吹きケトル」、実はアメリカではあまり売れなかったそうで、ヒットしたのはドイツ。
そこから全世界に広まったそうです。
でも、なんでアメリカで受けなかったんでしょうね?
便利だと思うのに?
価値を見いだしたのが、ドイツってのも??
ちょっと、謎ですね。
そう言えば、親戚の家だったと思うんだけど、新幹線の警笛にそっくりな音を出したヤカンが、あったはずなんだよなぁ…。
新幹線の警笛も、タイフォン。
空圧で鳴らすんですよ。
鉄道グッズとして売り出したら、売れると思うんだけどなぁ…。