エラー番号50。
「FIELD文で定義したフィールドのサイズが256バイトを越えた」だそうです。
何やら何にもわかりませんね~
僕にも、わかりません…。
要は、FIELD文はフロッピーディスクと入出力をするための、準備命令なんですが、まず、ディスクの最初から何文字目はこの変数(値を入れる箱)、その次何文字分はこの変数って、ディスクの読取り場所と変数と対応づけるのが、このFIELD文です。
「ディスクこの位置にこのデータを書け」とか、直接指定するんじゃなくて、まず値を変数に入れます。
この場合は「大砲の弾」かな?
それをバッファと呼ばれる発射台に乗せ、PUT文で一気に撃つ!ってなイメージです。
逆はGET文でデータを受け取り、事前にFIELD文で指定しておいた書類に従って、データを切り分け、受け取り用の変数にデータを格納する、って動作をするようです。
指示書に当たるFIELD文には、複数の変数への対応付けを、いっぺんに指定できました。
でも、一度に読み書きできるのは256バイト、すなわち256文字までなので、それを超えるとこのエラーが出たようです。
制作者だと、データを効率的に読み書きするために、この方法、つまりランダムアクセスの方法をとるのでしょう。
ユーザーのレベルだと、間接的にディスクアクセスすることはあっても、ディスクの地図を広げて、好きな位置を読み書きするってことは、ほぼないと思います。
ただ、MSXの当時は、パソコンに触る人の大半が、何らかの制作者(既存のプログラムを打つだけの人も含む)でしたから、フロッピーディスクを操作するプログラムを扱う場合は、このエラーが出る可能性が、あったんでしょうね。