京版の「こ」は、
「これに懲りよ道才坊」です。
「これに懲りて、もう二度とするな」を、調子よく言った言葉ですね。
「道才坊」とは当て字で、撮棒という、堅い木で作った武器に、罵りを表す“どう”を足したものだそうです。
僕の人生で、これに該当すること。
余計な手配で無くした友人もいますし、就職先の選択ミスもありました。
自殺未遂もあります。
でも一番は、再三の寝坊による、英語の単位未取得による留年でしょうね。
あれによって、4年生の時、大変な困難に見舞われました。
情報源が、絶たれたのです。
友達が、全部卒業してしまいましたから。
実際の体験談が、入ってこないのです。
そうなると、就職可能な道は、非常に限られてきます。
大手とか、研究職とかは、難しくなってしまいました。
大企業に行くばかりが、いいとは限らないけれど。
でも事実、この留年のおかげで、生涯獲得賃金は相当減額されているでしょう。
その後は、うつ病にもなりますしね…。
ただ…、
以降はここぞという時の寝坊は、ほとんどなくなりました。
大いに、懲りたわけです。
交代勤務の早番にも、朝早い旅行にも、大いに役立っていますよ。