エラー番号3。
ここでいう「RETURN」とは、サブルーチン、まあ例えれば外注先かな?から、本体の呼出元へ戻る命令。
プログラムの中で、何度も使う処理をまとめて、サブルーチンとして書いておいて、本体のあちこちから呼び出して使い、また元の場所に戻る、ってなことが、できたわけです。
今では、部品化は当たり前すぎる考え方ですが。
昔は1本のプログラムに、メインルーチンもサブルーチンも一緒に書いたので、たまにルーチンがごちゃ混ぜになることがありまして。
いつの間にか、サブルーチンになだれ込むと、「呼んでもいないのに、RETURNとは何事か!!」ってことが起こり、このエラーになります。
制御側としては、GOSUB命令でサブルーチンを呼び出した時点で、戻り先を記憶するので、いきなりRETURN命令が来ても、どこに行けばいいか、わからないわけです。
ところで、このサブルーチンの考え方は、ポケットコンピューター時代から、すでにありました。
僕が使ってた「PB-100」にもありましたよ。
なので、僕の頭の中では小学生の時点で、「RETURN=サブルーチンからの戻り」だったのです。
ところが、パソコンを買った時…
「キーボードに、RETURN!?」
PB-100では「EXE」に相当する、コンピューターに命令を打ち込むキーでしたが…、
違和感アリアリ、でしたね~
今は「ENTER」ですが、本当は「EXE」の方が、しっくりくるような気がします。