米海軍の艦船に、掲げられていました。
米国籍旗。
ファースト・ネイビー・ジャックです。
この船が「米国籍」であることを示します。
「米軍の誇り」ですね。
実は現行のものは、「赤白の横縞にガラガラヘビ」というデザイン。
同時多発テロ以来、建国の精神に立ち返ろうと、伝統のデザインを復活させました。
なので、この紺色の旗は、その前ですね。
トランプさんが来たからかな?特別な使用のようです。
星は星条旗同様、州の数です。
日本の自衛隊は、この旗を掲げます。
旭日旗と言います。
朝日が昇るイメージで、日本にはぴったり!ではあるんですが…
その通り受け取れない方が、多数いらっしゃいます。
「かつて、旧日本軍が使用していたから」
国内でも、快く思わない人が少なくないですが、海外に出ると、その目はさらに厳しいそうです。
日本の場合は、国旗、国歌もそうですね。
擁護派の意見の一つは、「デザイン的に優れているから」
僕自身は、そういう歴史の感情抜きにすると、国旗、国歌、この旭日旗とも、そう思います。
日章旗、旭日旗とも、聖徳太子の頃からの「日出ずる国」を、よく表していますし、「君が代」も、歌詞には賛否があるものの、国の長い繁栄を願ったもの。
曲だって、他の国歌には全くない、日本らしさがあふれた曲だと思います。
(ちょっと、歌うには音域が広いですけどね…)
とは言え、日章旗、旭日旗、君が代を、他の国の人の前で、誇りを持って堂々と振れるか?歌えるか?となると、やっぱり二の足を踏みます。
それだけ、日本が犯し、傷ついた歴史には、重みがある、ということなのでしょう。
ではあるんですが…
僕は日章旗、旭日旗、君が代を、新しくすることにも、実は反対です。
新しい象徴の元、国民が一つにまとまったとき、日本人の性質上、他の国の人以上に、大きな力を発揮するでしょう。
それがもし、再び「国威の発揚」に、向かったとしたら…
同じ歴史を繰り返すことに、なりやしないか?
なのでね。
国旗、国歌、旭日旗は、そのまま持ちながら、御旗にはせず、遠慮しながら使うぐらいのほうが、実はいいんじゃないかって、思います。
過度な集中は、危険だと思うんです。