貨車、有蓋車に付きます。
「ワゴン」の「ワ」なんですが…
米英では「wagon=無蓋車」なんですよね。
何で取り違えたんだろう…
それでも、濡れては困る一般貨物用に、全国で使われました。
積載量別に、ワ、ワム、ワラ、ワサ、ワキと、すべての区分の貨車があったそうですよ。
禁水だったり冷蔵が必要だったり、なにか特別な機能が入り用だと、特殊貨車の出番になるわけです。
僕は写真を撮ってないんですが、鹿児島かな?夜にワムの「タン、タン、タン、タン、…」って編成が、帖佐駅を通過してったのを覚えています。
今はもう、ワムによる輸送は行っておりません。
ただ、小型のワムであっても、実際はそれなりのスペースがあり、市井に結構売れたそうです。
駅舎や事務所、倉庫、店舗などに転身を遂げた貨車も、少なくないそうですよ。