ビッグイシュー、買うんですが、なかなか読む機会がありません。
荷物をロッカーに入れる際に、ちょこっと。
20歳で難病になり、13年も闘病したの人の話が、ターニングポイントに載っていました。
何でも出来ると思っていたのに、急に何も出来なくなった、辛い日々。
でも、さらに辛かったのは、寛解した後だったと言います。
社会から、お呼びがかからない。
社会から見捨てられた存在なのではないか?と、非常に辛い時期を送ったと言います。
その時…
「ポジティブな言葉よりも、ネガティブな言葉が、響いた」と言います。
なるほど、と思いました。
辛そうにしている人に、ついポジティブな言葉をかけてしまいますが、それは自分の状況と、その人の状況との、差を際立たせることになるのではないか?
結構、辛いと思います。
そうしたくても、出来ない場合が多いですから。
一方、ネガティブな言葉は、かけるのがかなり難しい。
言葉によっては、さらに突き落としたり、居場所から追い出す言葉にも、なりかねません。
でも、その言葉が「現状の追認」なら、響くかも知れません。
本人も、ネガティブに思っているわけですから、共感が湧くと思います。
孤独でいると、共感されるということは、ありがたいことなんだと思います。
100%じゃないにしても。
形は同あれ、自分のことが肯定されることですから、少しは力になるのではないでしょうか?
わずか10分足らずの時間でしたが、いろいろ考えさせられる、記事でした。