マレーシア。
東南アジアの国です。
そこの教科書展をやるとかで、誘われました。
国はマレー人が過半数を占めますが、中国系、インド系もいるそう。
ただ、マレー人優位で、優遇政策がとられていて、中学以上はマレー語での教育になるそう。
他にも、コーランを読むためのアラビア語や、英語なども、学ぶそうです。
ここで、シャロSさんの教授が、講演するとのことで、参加しました。
シャロSさんも、アシスタントとして活躍していましたよ。
講演はマレーシアの文化、特に食に関することを中心に。
教授はマレーシアを研究して、30年だそうですが、指導教授に相談して、「誰もやってない研究を」との思いから、マレーシアを選んだそうですよ。
それから、ハマったんですね♪
「料理が美味しい♪」と仰っていたので、講演でも料理の話が多く出ました。
でも、マレーシアを語る上で、宗教は外せないですよね。
国教はイスラム教ですが、強制はされないとのこと。
その辺は、うまくやってるようです。
ただ、国はイスラム教徒のための、数々の配慮こあるそうです。
イスラム教徒は、ハラールを施した食べ物以外は、食べられません。
お祈りなどの儀式をするそうで、日本でも、ハラール対応の店がありますね。
また、豚肉は禁じられています。
一方、インド系は牛肉がダメで、両者で食べられるのは、鶏肉。
なので、鶏肉料理は多いそうです。
ちなみに、中国系は食に制限はなく、何でも食べるそうです。
飲酒も、中国系のみOK。
食文化だけでも、これだけ民族が共存するのは、やはり大変だそうですが、結構上手くやってるのかな、って印象でしたね。
宗教は違えども、違いをわかり合い、お互いを尊重することが、出来てるように感じました。
ちょっと暑いですが、いい国なんでしょうね。
ありがとうございました!