ほぼほぼ、2年ぶり。
正確には1年10ヶ月ぶりです。
「押上文庫」
何人か、お客さんがいました。
文庫さんはいつもながらに、迎えてくれましたよ。
ちょっと、緊張の糸が、ほどけて…。
そう言えば、「1杯目は信州地酒を、冷酒で」なんて、思い出しました。
塩尻の「笑亀(しょうき)」から、スタートです。
強みというか、パワーのあるお酒ですね。
ほのかに甘みがのり、米も感じますけど、力強く引っ張ってくれる、そんな感じがしました。
それにしても、お通しに鶏手羽の煮物とは、豪華ですね!
これは、最近巨匠(母)が、ナムルに凝ってるので、頼んでみました。
「切り干し大根ともやしの味噌ナムル」
もやしのシャキシャキ館は、ナムルに合いますよね。
それを味噌仕立てにしたので、切り干し大根のクセが、上手い具合に消えますね♪
カンパチは、鹿児島産!
張りが、よかったですね。
写真だと、色が変わっちゃいますね。
わさびです。
これも、酒のつまみですね♪
お酒を1合、いただいて…
いける?行けそう!
なにせ、日本酒も久しぶりですしね~
体調と、相談して。
で…
2杯目、行きましょう!
「笑」つながりで、「笑四季 飛べない孔雀」
甲賀の酒で、「えみしき」と読むそうですが、フルーティーで飲みやすいお酒ですね。
結構酸味があります。
白子来ましたね~!
ここのは本当に、クリーミーで美味しい!
ありがちなクセもなく、旨味がそのまま、口に入ります♪
これは、名前から!
「真鯛の唐墨和え」
「韓隅錦矢」ですから…
でも、真鯛の美味さに、唐墨のコクが相まって、絶品の美味さです!
下に、味わいがいつまでも残りますね♪
今日はご常連(杜氏さん!!)がカウンターで、文庫さんと話す展開。
でも、時折僕にも振っていただいて、話す機会があったのが、うれしかったですね。
コロナで、難しいところはあるけれど、やっぱり文庫はこうでなければね!
こんなお話も。
若い人が日本酒から離れたのは、そもそも家庭で「米離れ」が起きているからじゃないかと。
確かに、日本酒っていい酒ほど、米を感じるものですが、そもそもその体験が、出来てないと。
マクドナルドが日本に定着したのは、結局パン食が日本に広まったから、味覚の心底で小麦を感じるからだっていうんですよね。
なるほどね~!
確かに、今の若者は、米や日本酒の良さを知ることなく、年を重ねていっているのかも知れませんね。
さらに冷酒から、「木曽路」!
夏の酒ですけどね。
ラベルに星座が描かれているんですね。
これは、他のご常連の、便乗注文で!
ラファール(都美人)
兵庫県のお酒だそうです。
ちょっと、色がついたお酒ですね。
出も、喉越しがとってもいいお酒!
自家製チャーシューも、いただきました!
上質の肉ですね♪
タレもよくて、根木まで全部、いただきましたよ♪
さて、締めましょうか。
今日は寒いので、鳥雑炊で。
これ、暖まるし、味わい深いんですよ。
鳥のいいスープが、たっぷり入ってるんでしょうね!
これも、用意されていました。
「じゃばら酒」
僕の中では、締めの酒です。
和歌山県の柑橘類「じゃばら」を使った、貴重なお酒なんですよ。
ごちそうさまでした~!
やっぱりね、日本酒は料理に合うお酒だと思うんですよね。
スピリッツだと、酒そのものの強さとか、割り方とかでの楽しみはありますが、15度ぐらいの度数だと、身体の中で、ゆっくり酔っていきます。
その過程を、美味しい料理と友に、ゆっくり楽しむのが、日本酒や焼酎の一番の楽しみ方なんだと思いました。
文庫さん、ご常連の皆様、ありがとうございました。
またよろしくお願いいたします。