ゲームの曲です。
「Fate Grand Order」
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寂しげな、ピアノ曲です。
シナリオをクリアして、目的である「特異点」を修正すると、共に旅し、戦ってきたサーヴァントたちは、次々と消えていきます。
サーヴァントは、英霊。
時が動いている中では、存在できないんだそうです。
そんな、サーヴァントにお別れをするのが、この曲なんです。
特異点の修正が、大元の目的ではありますが、その目的を果たすと、今まであった戦闘も、出来事も、友情も、全てなかったことになります。
歴史には残らない、戦闘、出来事、そして友情。
でも、主人公は「記憶には残る」と言い、過去の記憶を呼び起こす描写が、ありますね。
サーヴァントも、いくつものシナリオに呼ばれますし、時には敵として現れることもあります。
培った「絆」は、きっと生きるんです。
この別れは、多分「卒業」に近い。
みんなで、目的を果たして、それぞれ、次の目標に向けて、散ってゆく。
すぐには会えないけれど、いつかはまた会える可能性を、みんなが知っている。
そして、別れる時の感情は、みな…
「ありがとう」
このサンプルでは、暗いままで終わってしまいますが、曲はこの後、遠くに光る光に向かって、前を向くような曲調になります。
「お疲れ様、さぁまた次へ…」と、誘うように…
この曲を聴く度に、一抹の寂しさと、満足感、そしてちょっぴり、勇気をもらうような、そんな気がするんですよね。
