路傍の花。
TOKIOの歌に、あるそうですね。
iTunesにはありませんでしたが、小さな花でも、たくましさを歌っていますね。
大川栄策さんの歌にも、あるそうです。
こちらは演歌だけに、哀愁漂います。
一人で祝う誕生日も、もう慣れてしまいました。
これが、「恋は路傍の花」になると、三国志の英雄、劉備玄徳の言葉になります。
若い頃、桃園の誓いを立てて間もない頃、旅の途中で出会った女性に、玄徳は恋に落ちます。
そんな玄徳を、関羽が諫めますが、ここで、
「恋は路傍の花」
「路傍に咲いた花は美しく、楽しめるが、たかが花であって、惚れ込むものではない」
恋にうつつを抜かして、国を、或いは我が身を滅ぼす例が、後を絶たないことを、よく知っていると、関羽は安堵しますが、横山三国志ではさらに、
「この女性と、本気で恋をした」と続きます。
実らない、別れなければならないのを知って、敢えて全力で、恋をしたのでしょうか?
「英雄色を好む」と言いますが、これほど格好いい恋も、なかなかないと思います。