金曜日に見つけた、物件。
階段の周りを、手すりが…
これでは、階段は用をなさないですよね。
「トマソン」かな?と。
「無用階段」??
「超芸術トマソン」は、何らかの理由で用をなさなくなった建築物を、これまた何らかの理由で、そのまま放置されているものを言います。
上がるだけで、どこにもつながってない階段、唐突に壁にはめられ、誰も出ることも、入ることも出来ないドア、山も道路もないのに、何故か存在するトンネル、…。
まるで「飾られている」ようにさえ見える、この麗しき物件は、かつて鳴り物入りで巨人に入り、全く打てないのに4番に据えられ続けた、トマソン選手にちなんで、こう呼ばれるそうです。
この物件の場合は、後から手すりを増設ししたようですね。
バリアフリー化かなんかで。
でも、両側が通路なので、手すりを両側に張ると、柱の前の階段は、用をなさなくなります。
多分、この部分の階段は、昔は斜めに出入りする客を想定していたんでしょうけど、手すり増設で用途はなくなり、でも撤去しても何ら意味はない。
このまま、はめ殺しにされるしか、なかったでしょうね。
これら「トマソン」には、必ず、生い立ちを含めたストーリーがあります。
そこまで含めて観賞すると、楽しいですね。
ちなみに、僕が「トマソン」を知ったのは、前使っていた位置情報SNS、「ロケタッチ」。
スポットのカテゴリーに、「トマソン」があったんですよ。
バッターの「トマソン」は知ってましたから、調べると妙にツボにはまって♪
当時もずいぶん、スポットを検索しては、探していましたね。
なかなか、ないですけどね。
あと、私有地は撮影が困難です。
写真に残さず、記憶に残す物件も、これからはあるかも知れないですね。